東日本大震災チャリティーメッセージbag活動のご紹介
東日本大震災から丸10年の節目に、依然として復興の道を歩んでおられる東北の皆さんと、
この先の担い手である子供達の笑顔のために、この活動を再び行うことになりました。
「再び」と述べたのは、弊社では10年前にも同様に活動していたからです。
2011年3月11日14時46分すぎ、大阪・心斎橋の弊社でも、船酔いするような揺れを
感じました。どこかで地震が?と調べると目に飛び込んできた、東北の惨状。
我々に何かできることはないのかと考えている中で、
当時、弊社の日本語教室に通って下さっていた学習者の方々も、
“自分達も何かしたい”と申し出てくださいました。
そこで始めたのが、「チャリティーメッセージbag活動」です。
賛同者の方には、まず、白無地の布バッグを購入していただき、
東北の皆さんへのメッセージをバッグに手書きしていただきました。
そして、購入者の笑顔とともにそのメッセージ入りバッグを写真や動画に収め、
バッグの収益全額とともに、日本赤十字社へ寄付しました。
最初は学習者や教室関係者の方々だけの取り組みでしたが、
その活動を知った日本人の方々にもご賛同いただき、個人だけではなく、
企業様や各財団法人様にも輪が広がった結果、約1年間、活動を続けることができました。
※10年前に作成した動画は、YouTubeへアップしております。
ご興味がおありの方は、次のURLからご覧ください。
https://youtu.be/2mgvW02J0a8
この10 年で復興が進み、被災された方々も前を向き、
懸命に今を生きて乗り越えて来られたと思います。
しかし、10年目の節目を報道するニュースを見て、本当にどこまで復興が進んだのか、
心身に傷を負われた方々は元気にされているのか等、さまざまな感情が渦巻きました。
実際、東北では、いまだ 1 万人以上の方が避難生活を余儀なくされているそうです。
また、新型コロナウイルスという思わぬ障害も現れ、
本来であれば10年という事でもっと見直されていたはずのところ、
世の中の関心はウイルスや東京五輪に集中しています。
時間の経過とともに段々と記憶が薄れていくのは仕方がないことですが、
震災によって得たさまざまな教訓を含め、東北のことを決して忘れてはならないと思うのです。
復興への道のりは、より険しいものとなっていますが、被災地の方々が、
一歩ずつ、一歩ずつ、明るい方向へ進んでいけるよう、
そして、未来を分かち合えるように手を取り合って、
関西から元気と笑顔を届けたい。できることからひとつずつ…。
このような状況の中だからこそ、お互い寄り添い、
心の温もりを感じ合うことが大切なのではないかと思い立ち、
震災から10年という節目である今年、再び
「チャリティーメッセージbag活動」を始動する運びとなりました。
今回は、その想いに共鳴くださった書作家の方々がご協力くださり、
全5種類の素敵なメッセージバッグが誕生しました。
賛同者の方には、デザイン済のバッグの中からお好きなものを購入して頂き、
そのバッグを掲げた写真や、被災地の方々へのメッセージ動画をお送り頂いております。
集まった画像は、最終的には1本の動画にまとめ、バッグの収益とともに、
然るべき団体へと贈らせていただきます。
小さな活動ではありますが、元気と笑顔の発信を続け、活動の輪を広げていきたいと
思います。
このたびの弊社の取り組みにご賛同いただける方、また、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、
ぜひ弊社までお問い合わせください。
チャリティーメッセージbagは下記のURLから購入のお申込みをして頂けます。
https://forms.gle/V7rtqP8A6TQeTUD96
【問い合わせ先】
・電話 06-6244-2528
・メール jimukyoku@futaba-japanese.com
※メールにてお問い合わせ頂く場合は、件名に「チャリティーメッセージbag」と
ご入力いただけますと有難く存じます。